第2話 どんな癒やしを求めるか? がお店選びの基準

千差万別なコンカフェのスタイル

前話で、コンカフェ(コンセプトカフェ)に行ってみたいけど、躊躇してしまう理由として3つのハードル①費用、②お店選び、③女の子との過ごし方】を挙げました。今回は、その中でも最も難しい②お店選びについて考察します。

実はコンカフェと一言で言っても、お店のコンセプトから営業形態、営業時間まで様々で、大げさな言い方をすれば、『お店の数だけコンセプトがある』と言っても過言ではないようです。
猫or犬カフェや爬虫類カフェもコンカフェと言えばそうなるでしょうし、キャストの女の子たちがお店のコンセプトに合わせた衣装を着て、お酒を一緒に飲むキャバクラやガールズバーに近いコンカフェも存在します。実際にリーマンぴか💡が秋葉原の通りを歩いていたとき、メイドさんだけでなく猫カフェの店員さんに声をかけられたこともあります。

秋葉原 猫カフェ「空陸家」さん (HPより)

以前、x(旧Twitter)で、「キャバやガルバ寄りのコンカフェは、コンカフェとは言えない。コンカフェの分類をしっかりしたほうがいい」という論争を目にしたことがありますが、実際に分類するのはなかなか難しいようですね。コンカフェの定義がはっきりしないということと、すでにオキニのお店に通っている人にとってコンカフェの分類はどうでもいいことですからねw

リーマンぴか💡のコンカフェ分類

コンカフェの正確な分類は他にお任せするとして、リーマンぴか💡が現実(営業時間や金額)的にそのお店に通えるかどうかを1つの基準としてコンカフェを分類してみたら以下のようになりました。

  1. お給仕するキャストを眺めて楽しむメイド喫茶型コンカフェ
  2. キャストとの会話やゲームを主に楽しむカフェ&バー型コンカフェ
  3. 特定の推しキャストと一緒にお酒を飲みながら会話やゲームを楽しみ、コンセプト衣装で楽しませてくれるガールズバー型コンカフェ

もちろんすべての店がこの3つに分類できるはずもなく、私が箱推しとして1番通ったお店は、2と3の中間になります。しかし、コンカフェ初心者の人が、「コンカフェに行くことにどんな癒やしを求めるか?」を主眼においたとき、この分類は意外に的を得ているかもしれません。

1.お給仕するキャストを眺めて楽しむメイド喫茶型コンカフェ

秋葉原でこのスタイルで有名なのは、『あっとほぉーむカフェ』さん [https://www.cafe-athome.com/ 『めいどりーみん』さんhttps://maidreamin.com/]ではないでしょうか。まさにキングオブ「メイド喫茶」、「おいしくなーれ萌え萌えきゅん♪」ですw
全国(海外も?)にチェーン展開をしているこの2グループの特徴は、メイド姿の女の子たちが食べ物や飲み物をサーブしてくれるところです。また、アミューズメントとして料金を支払うことで気に入ったメイドさんと一緒にチェキを撮ったり、メイドさんのソロ(1人)チェキにお絵かきをしてもらうなんてこともできます。
私も、秋葉原にある両グループの店舗には、何度か足を運んでいて、かわいいカレー(写真)を食べながらメイドさんのダンスステージを見るのが楽しみです。
また、客席には外国人観光客が多く見られ、メイドの子たちが英語や中国語でスムーズに会話をしている姿を見ると、メイドさんたちを素直に「かっこいいー」と尊敬してしまいます。

2.キャストとの会話やゲームを主に楽しむカフェ&バー型コンカフェ

このスタイルがコンカフェの最も代表的な形態であり、リーマンぴか💡が最も通いやすい形態だと思っています。1のメイド喫茶型と大きく違うのは、お給仕をしてくれるキャストに「キャストドリンク」というキャストが飲むドリンクを注文してあげることで、だしてもらったキャストがご主人様(お客)にお給仕(話し相手)をしてくれるところです。またご主人様によっては、キャストにアルコールやショットを飲ませてあげたり、シャンパンボトルを注文し一緒に乾杯をしたり(業界用語で『ポンをする』という)して楽しみます。
また、飲み物だけでなく食事も品揃えがあり、代表的フードである「オムライス」を注文すると、キャストの子がケチャップでハートなどのお絵かきやご主人様へのメッセージを描いてくれます。さらには、メイド喫茶と同じようにチェキを撮って楽しむこともできます。

リーマンぴか💡初オムライス

3.特定の推しキャストと一緒にお酒を飲みながら会話やゲームを楽しみ、なおかつコンセプト衣装で楽しませてくれるガールズバー型コンカフェ

2のカフェ&バー型との線引きはないのですが、こちらはよりキャストと一緒にお酒を飲んで盛り上がるお店という感があります。もちろん「キャストドリンク」はありますが、キャストの「飲みベ」(アルコールを飲むモチベーションの略語)が高いので、ご主人様(お客)と「ポン」や「直缶」(アルコールを缶でそのまま飲む)で楽しく盛り上がれます。2のカフェ&バー型では「ポン」はそんなに多くはないのですが、イベントの際などには多いときには1日で何十本もボトルが空くことがあります。またお店のコンセプトもそれぞれに個性的でキャストの子の衣装も水着に近いものから和装まであり、今のコンカフェ界隈で人気のある営業形態ではないでしょうか。また、始発が動き出す朝5時頃まで営業している店が多いのも特徴です。

かわいい子たちと飲むシャンパンは格別?

独断と偏見で、コンカフェを3つに分類してみたのですが、コンカフェ初心者の方の参考になったでしょうか?イメージが沸きましたか?
当然ですが、この3つの分類は営業時間や予算にも関係してくるのですが、そのあたりはまた後日に考察していきたいと思います。(第3話へ続く)